もうすぐ5月になってしまいますが、4月から新生活が始まった方も多いのではないでしょうか?
今回はワンルームから戸建、マンションでも使える「部屋を広く見せて」且つオシャレに見せるテクニックを書いていきたいと思います。
広く見せるコツ
基本的に私たちの「住まい」は床がブラウンなどの暗めの色で壁、天井が白系ということが多いですよね?(我が家もそうです)
すなわち、入居した時点で部屋のベースカラーというものはほぼ決まってしまっているのですが、
そこに手を加えることで部屋を見違えるように変身させることが可能になります。
まず単純に、部屋という空間は床(下)に暗めの色で重心を置き、天井(上)に向かって徐々に明るくなっていくことで、より部屋を広く見せる効果があります。
ただ、それでは何の面白味も無い空間で終わってしまうので、次はいくつかのポイントを確認していきましょう。
ペールトーンなどの明るい色みを壁などに使う
我が家は導入していませんが、最近ではごく普通に取り入れられるようになったアクセントクロス。
壁の一面に取り入れることでとても華やかな印象を与えてくれて、リビングや子供部屋なんかにもオススメのアイデアです。
そして、具体的には「ペールトーン」と言われる淡い色味がオススメです。
ペールというのは薄い(淡い)ピンクや水色なんかのことで、「白色」に近い役割を持っています。
当然インテリアの好み、色の好みは人それぞれなので「色」については好きなものを使ったらいいとは思うのですが、「広く見せたい」ということであれば明るく彩度が低いものがオススメ。
反対にビビッドなどのパキッとした色味は存在感が増してしまい、「圧迫感を感じる」ようになってしまうので、広く見せるということであればオススメはできません。
タイトルにも書いている「ペールトーン」はここ最近のトレンドでもあるので、爽やかなインテリアが好きな方は壁に限らず小物でも取り入れてみることをオススメします。
オシャレに見せるための物を置くコツ
さて、上では壁について書きましたが、次はどこの家にもある家具などのアイテムです。
こちらもやはり「広く見せる」という意味では基本的には「明るくシンプルなアイテム」でまとめていきます。
ここで重要なのが、家具の場合「見せたい家具」と「そうではないもの」の2つに分けてから考えていきます。
まず、「そうではないもの」(主張を抑えたい家具)は部屋のベースカラーにあった木の素材であったり、白、グレー、ベージュ、オフホワイトなどのニュートラルカラーでまとめてみるといいでしょう。
そうすることで、部屋に圧迫感を出すことなくベースカラーに溶け込み、目立たなくなりますよね。
ここでは「目立たなくさせること」がポイントです。
そして、「見せたい家具」(主役)は思い切り見せる必要があるので、素材感や色に特徴的なディテール感のあるもの(例えば革張りのソファ、フロアランプなどの照明器具、ファブリックアイテム)を選ぶと良いです。
こちら、海外のお部屋ですが掛け布団に色味や素材感のあるものを持ってくることでインテリアの主役になって目がいきますよね。
また、他のものはベースカラーの同系色で上手く調和もとっています。
こちらもベースカラーは白や床に合わせた明るめの木材、そこにディテールを感じさせる黒のチェアやアクセントカラーのグリーンを上手く引き立てています。
なので、インテリアにはバランスが大事ということですね。
バランスのいいインテリアに見せるためには「見せたいもの」は抑えなきゃいけないということです。
どうしても好きな色や物で部屋を埋めたくなってしまうものですが、主役は舞台などでも一人しかいませんよね??
自分のこだわりのモノを見せるために、周りは引き立て役に徹することで
結果、「部屋を広く見せつつもオシャレな部屋」ということに繋がってくるのではないかと思います。
まとめ
部屋を広く見せるためには、他にも家具の配置(高さ)調整であったり目線誘導を上手く使ってあげるテクニックもあるので、これはまた記事にしてみたいと思います。外出自粛が続いていますが、どうか少しでも有意義な家時間をお過ごしください。